【2022年最新】建設キャリアアップシステムの義務化はいつから?

建設お役立ち情報

建設キャリアアップシステム(以下、「CCUS」といいます)は、技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、
工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムです。

2022年8月現在では、CCUSは義務化されていませんが、国土交通省は、令和5年度(2023年度)から、民間工事も含め、CCUSの完全実施を目指すという意向を表明しています。以下、国土交通省発行のPDFが開きます。

https://www.kkr.mlit.go.jp/kensei/kensetsu/ol9a8v0000019z4w-att/ccus-sesaku.pdf

建設キャリアアップシステムとは

CCUSを所管している建設業振興基金のホームページによると、このシステムは次のように説明されています。

建設キャリアアップシステムでは、一人ひとりの技能者がまちがいなく本人であることを確認したうえでシステムに登録し、IDが付与されたICカードを交付することが最初のスタートになります。ICカードが本人を証明する機能を担うことになります。その上で、いつ、どの現場に、どの職種で、どの立場(職長など)で働いたのか、日々の就業実績として電子的に記録・蓄積されます。同時に、どのような資格を取得し、あるいは講習を受けたかといった技能、研鑽の記録も蓄積されます。こうして蓄積された情報を元に、最終的には、それぞれの技能者の評価が適切に行われ、処遇の改善に結びつけること、さらには人材育成に努め優秀な技能者をかかえる事業者の施工能力が見えるようにすることを目指します。

建設業振興基金ホームページ

いつから建設キャリアアップシステムを始めたらよい?

2023年度からは、民間工事も含め、CCUSが全面施行されるということですが、CCUSを使うには、ご承知のとおり、カードの発行が必要となります。

カードの発行には一定の時間がかかるため、はじめるのであれば早い段階ではじめた方がよいと思います。

書類作成やパソコンの操作が苦手ということであれば、行政書士の先生などに書類の作成等を依頼することも可能です。

まとめ

CCUSが全面施行した後は、さらに現場で有効な使い方などを模索していただき、今まで以上に働きやすい現場になればよいと思います。

御覧いただきありがとうございました。

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