連日暑い日が続いています。
環境省と気象庁は、昨日7月29日(金)、関東地方から九州地方にかけての計22府県に対して熱中症警戒アラート発表しました。
熱中症がどのように起こるかや、症状などは、以下の国土交通省のホームページに詳しくまとめられていますので、てっとり早く、タイトルどおり、工事現場の熱中症対策について説明します。
熱中症対策で、特に覚えておいていただきたいキーワードは、「体温を下げる」です。これだけ覚えておけば、何をすればよいかわかりますので、ぜひとも参考にしてください。
工事現場の熱中症対策
空調服
近年、記録的な猛暑が続く夏場を中心に、熱中症対策として空調服を導入する企業が増えています。
空調服とは、バッテリーで可動する小型ファンを内蔵した作業着のことです。
下の写真のとおり、長袖タイプと、ベストタイプの2通りがありますが、ベストタイプを着ている方が2022年は多い気がします。
空調服のメリット、デメリットを紹介したYoutubeの動画も紹介します。
日よけテント
現場によっては、太陽光を遮るものがなく、直接、太陽光を浴びてしまう現場があります。
そのような場合に日よけテントがあるだけで、直射日光を避け、体感気温は下がりますので、おすすめです。
保冷ベスト
夏場における屋外作業では、体温の急激な上昇により、熱中症に至るという場合があります。
そのため、体を冷やすため、最近は保冷ベストが流行っているようです。
保冷ベストとは、ベストの中に氷などの冷却材を入れて、直接、体を冷やすというものです。
下の写真のとおり、すごく体が冷えそうな感じがします。
また、保冷ベストの解説動画も貼っておきます。
水冷服
2022年に急に火が付いたのが水冷服です。
空調服よりも冷却効果が高いという触れ込みで、人気が出ているようです。
空調服は、ファンを用いて外気を取り込む仕組みですが、水冷服は、外気は取り込まずに、ベストの中に入れた水の気化熱を利用して涼しさを得るアイテムです。
外気よりも水を使う分、冷却効果は、空調服よりも水冷服の方が高いみたいです。
以下では、水冷服のメリット、デメリットを紹介した動画を紹介します。
首元冷却シート
最後に紹介しますのが首元冷却シートです。
熱中症対策は、体温を下げることが有効と言いましたが、体の中を循環する血液を冷やしてあげることで、体温を下げることができます。 冷却効果が高いのは、脈拍が取れるような皮膚が薄いところ。 たとえば、手首や首、ひじの内側やひざの裏側、こめかみなどです。
首元を冷やすグッズは、次のとおりです。
【番外編】塩飴やタブレットも忘れずに
熱中症予防に、塩飴やタブレットを休憩中や作業の合間にサッと食べておくことも有効的です。
以下では、有名な商品を紹介します。
まとめ
建設現場における熱中症対策グッズについて、紹介しましたが、これらのグッズを用いて、ぜひとも怪我なく、安全に作業をしていただきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
コメント